(12−012)
短編w

べんてん@高田馬場で焦がし塩ラーメン850円を頂く。
先月焦がしの醤油を頂いたので塩もと思い年明け初食メニューに。
大きく厚みのある丼にたっぷりの自家製麺、油膜の張る塩スープの上に大きなチャーシューとメンマに海苔、輪切りの長ネギの上に焦がしネギが盛り付けてあります。

丼の縁からずず〜っとスープを口に運ぶ食べ始めは僕の中ではべんてんにおいてもっとも心躍る瞬間でもある。
味わいの塩味が程好い味加減をみせ出汁の味がビンビン利いてくる。
香ばしいネギ油の風味も加わり焦がし風味は醤油味より相性の好さが伺える。

艶っ艶の自家製麺はやや柔らかめな茹で加減、田中店主不在で助手くんが調理担当だったのでこれはご愛嬌。
小麦の風味は毎度の通りでスープとの絡みは申し分無い。

大きなチャーシューはスープに沈めておいて温まった頃頂くと食感や風味アップする、柔らかさと噛み心地の双方を兼ね備えた上級品でもある。

メンマは甘みがあり程好い歯応えが好い箸休めになる、やはりべんてんのメンマは旨し。
焦がしネギは徐々に味に馴染んで色んな表情を見せる。

スープにビターな風味を広げ味にアクセントを付けるのは勿論だが麺を啜り上げた時の香りはパンチ力がある。
油分と塩味にこの焦がし風味が加わる自家製麺を啜る瞬間はぺペロンチーノの様な風味も感じる、これも極上の麺があってこその味わいだと感じる。
出汁の奥深さは何時も通りたっぷりの麺を飽きさせること無く食べ進ませる、雑然とした味わいにも感じるが実に考えられ確りと作られた味なのだと。
麺や具を胃袋に収め最後にスープを味わう、丼の縁からゆっくりじっくりと。
美味しく頂き完食、ご馳走様でした。
以前塩ラーメンを頂いた時にその味わいにやや放心状態になりかけた事があったw。
それは今までただ只管にラーメン一辺倒で頂いていた時でもありかなり衝撃を受けた。
少し惜しかったのは麺が少しだれていたこと、まあ田中店主不在で助手くんの調理ならいたしかた無く次回助手君の調理なら硬めでお願いすれば問題は無い。
眠らない街から離れて何となく脚が向かなかったのが訪問暦が空いた訳でもあるが昨年末に突発的に発症したべんてん熱は今年は治まりそうな感じがしない。