本日は朝早く起きて甲府へ日帰り出張、だいぶ寒くなったね。
眠い目を擦りながら愛車のつるちゃんでのんびりと向かう。
久し振りに富士山も見え少しづつ景色の色づきも変わってきている、寒い季節に向かうのが実感できる。
甲府での打ち合わせが終り後は東京に帰るだけなのでお昼ごはんを食べようとお店を考え色んな選択肢が頭に浮かぶが正直迷う、気分で決めたお店に向かうことにした。
お店に着き横の1台だけ空いていた専用駐車場に車を止めて鮮やかな朱色の暖簾を潜りガラガラと引き戸を開けてお店に入る。
メニューを眺めつけそばとカウンターの上にある美味しそうなおにぎりをお願いした。

お店は以前から伺いたかったお店で初めての訪問。
以前聞いていたお店の雰囲気とは違う感じで改装したらしい。
厨房に面するカウンター席のみの店内は簡素で清潔感があり女将さんと女性スタッフさんのお二人で切り盛りしていてほんわかした優しい雰囲気が調度品や飾りつけなどからも漂う。
お昼前の店内は半分程の入りで皆さん常連さんのよう。
気ままに本を読みながら麺を啜るお客さんや女将さんとお話しするお客さん、何処と無く飾り気の無いこんな空間は好きだ。
のんびりとしながら待ちました。
暫くしてつけそばが提供されました。

鳳凰の舞うお揃いの丼と平皿に盛られたつけそば、艶々の麺とチャーシューやメンマが入り海苔が浮いているつけ汁。
先ずはつけ汁を一口。

長ネギが泳ぐ細かな透明の脂の浮く醤油味のつけ汁は鶏や豚等の動物系のじっくり優しく炊いたであろう柔らかい旨みが感じられ強めに効かせた酸味が印象的。
辛味は程好く効かせてありサッパリ目の味で旨みは十分です。
何処と無くメニュー名から想像していた通りの味に妙に納得してしまう味です。
麺は中太のストレート麺。

丸々として艶々の麺は確りと締め上げられていてするするっと口に入る啜り心地と喉越しも良さを感じさえてくれ啜って頬張ると芯に一本筋がある様な歯応えを感じる弾力は噛む度に感じる麺の旨さを実感させてくれます。
つけ汁の中には細切りのチャーシュー・めんま・海苔が入っていてチャーシューはほんのりと醤油味が染み込んだ優しい味で弾力のある噛み心地は食感にアクセントを付け程好い味付けのメンマの歯応えもありそのままの味を楽しんだり麺と絡めて一緒に口に運び楽しんだりして頂けます。

普通盛でお願いしたのでさほど量は多くなくするする食べ麺や具を食べ終わり一緒に提供された湯桶からつけ汁にスープを入れてスープ割りを頂く。

温かくなり優しい味がさらに優しくなった割ったつけ汁を頂きながらおにぎりを頂きます。

おにぎりはわかめ入りの塩味できゅうりのお漬物と一緒に頂く。
時折啜るつけ汁が妙にマッチしていて実に美味しいです。
おにぎりを食べ終わり残ったつけ汁を丼の縁から飲み干し美味しく完食です。
以前は中華メニューも豊富なお店だったそうで今はつけそばを中心とした麺メニューのみのお店ですが無添加の麺を使用するなど拘りも感じられる優しい味が印象的でした。
お会計をして「美味しかったです、ご馳走様でした」と言えば優しそうで温かい女将さんが「ありがとうございます、またどうぞ」と笑顔で返してくれて他愛の無い簡素なやり取りの中でほんわかした心地良い優しさを感じました。
「良いお店だな〜」と伺って良かったと素直に感じさせてくれるお店でした。
外に出れば寒さを感じる甲府盆地の乾いた風も温かくなった身体と心には心地良さすら感じる凛とした風でした。

(08−233)
中華 一福@甲府市伊勢町
つけそば600円・おにぎり50円